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焼酎談義(大隅半島)の変更点

+Subject: [qsob 280] 焼酎談義(大隅半島)
+Date: Sun, 7 Mar 2004 17:17:06 +0900
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+お疲れさまです。六代目の福田です。
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+この約1ヶ月間、海外から来られたお客さん(同業者仲間のレビューア:海外からは
+アメリカ、ロシアなど6ヶ国8名でした)の対応でなかなか焼酎談義を書く時間がと
+れませんでした。機会があればこの海外からのお客さんの話も書かせてもらいたいと
+思っています。
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+さて、いよいよこの焼酎談義も終盤に近づいてきました。今日は大隅半島に行ってみ
+ましょう。この地域には明治から続く古い蔵元がたくさんあります。
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+木場酒造(末吉町)は、鹿児島では珍しい20度の焼酎「さつま高砂」を出していま
+す。宮崎に近い土地柄だからでしょうか。お薦めは「一人蔵」、その名の通り当主自
+らがじっくりとこだわりの有機栽培のサツマイモを使って造りだした自信作です。
+面白いのが白麹と黒麹を使った「丹宗」、ラベルには何と「斬首(くび)あらい焼
+酎」と書かれています。文字通りにとれば、侍が居た時代に首を切った後で、その切
+り口をこの焼酎で洗っていたのでしょうか。最近では福岡でもちらほら見かけるよう
+になりました。
+
+若潮酒造協業組合(志布志町)の「さつま若潮」は、後口がさっぱりとし、地元で広
+く愛飲されている代表銘柄です。「千亀女(せんかめじょ)」は、貯蔵酒をブレンド
+した口当たりのさわやかな現代風の焼酎です。もう一つ「天使のうたた寝」という変
+わった名前の焼酎があります。黒麹でしっかりとした味に仕上がっています。休みの
+日などに、これを飲んでうたた寝したら最高です。
+
+老松酒造(大崎町)はくせのない白麹の「さつま老松」、黒麹ものは「ゆうのここ
+ろ」という有機栽培さつまいもを使った焼酎を造っています。「ゆうのこころ」はお
+湯割りの美味しい焼酎です。
+
+大久保酒造(大崎町)はすっきりした飲み口の「華奴(はなやっこ)」を造っていま
+す。ただこの焼酎は自分も飲んだことがありません。
+
+「森伊蔵」や「魔王」については次回にさせてもらいます。
+
+ところで昨日は第5回学内乱取り大会を見学に行って来ました。自分たちの頃と比べ
+ればフェイスガードを付けているためか、間合いが非常に近いというのが印象でし
+た。大会はOBも参加した非常に活気があり、かつ楽しい大会でした。自分も来年は
+交歓乱取りに出席できるよう、これから少しトレーニングしていこうと思った次第で
+す(笑)。大会後は三畏閣で懇親会があり、同期の松中共々参加させてもらいまし
+た。監督や学生とも話ができ、非常に楽しい一日でした。
+なお、フェースガードや胴の購入には、30周年時のOBからの寄付が非常に役立っ
+ているようでした。ここに報告させて頂きます。
+
+もう一つおめでたい報告です。5月1日は峯先生の結婚式(福岡)だそうです。2次
+会でOB関係者がお祝いを兼ねて集まれればいいなという話が出ました。具体化して
+いければいいですね。
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+                                      
+                         六代目   福田  剛