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焼酎談義(鹿児島編:その2)の変更点

+Subject: [qsob 194] 焼酎談義(鹿児島編:その2)
+Date: Tue, 4 Nov 2003 15:41:43 +0900
+X-Mailer: Lotus Notes Release 5.0.4a  July 24, 2000
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+六代目の福田です。早いもので今年もあと2ヶ月となりました。
+
+ 松中君からの報告にもあるように今月は23日に九州大会(西南大学)、
+ 29日に九州支部OB・OG会が開催されます。ご都合のつく方は応援・
+ 出席方よろしくお願いします。
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+ さて、焼酎談義を継続します。いよいよ鹿児島の焼酎の紹介です。
+
+ 先ずは私の住んでいる北薩地区から。
+
+ 川内市の山元酒造、代表的な「さつま五代」は有名です。冠岳の伏流水を
+ 仕込みに使い、独特の味わいを出しています。黒麹の「特黒五代」やその名も
+ 「冠獄山(冠岳)」も人気のある焼酎で、最近は「蔵の神」の人気も出始め
+ ています。
+
+ 村尾酒造(川内市)、今では「村尾」が人気ナンバーワンですが、もともとは
+ 「薩摩茶屋」という渋い銘柄をこつこつと甕で造っていた小さな蔵です。
+ ふくよかな甘さは手造りそのものの味です。「村尾」を飲まずとも「薩摩茶屋」
+ で十分だと思います。その「薩摩茶屋」もなかなか手に入りにくくなっている
+ ようですが。
+
+ 「鴨神楽」の小牧醸造(宮之城町)も見逃せません。その名も「小牧」は福岡や
+ 東京でもメジャーな焼酎になっています。
+ この地方でお勧めは軸屋酒造の「紫尾の露」。
+ 紫尾山から湧き出す地下水で仕込んだ焼酎は、芋の香りが快く漂い、まさに焼酎
+ そのものという感じ。飲み込んでないと良さが分かりません。
+ この酒造の焼酎には「ぼっけもん(=命知らず)」という面白い名前の銘柄も
+ あります。
+
+ なかなか手に入りませんが、甑島(串木野よりフェリーで2時間ほど)には二つ
+ の酒蔵があり、吉永酒造(下甑村)の「五郎」、塩田酒造(里村)の「百合」は
+ 島の人々に愛されている懐かしい味の焼酎です。
+
+ 尾野君兄弟出身の出水市の沖、八代海に浮かぶ長島町には長島研醸という蔵元が
+ あり、「さつま島美人」というくせのないいつまでも飲める焼酎があります。
+ この蔵元からは長島だけに販売されている「島乙女」、「島娘」という箱入り娘
+ がいます。島でありながら豊富な地下水に恵まれていて、仕込水によって味の違
+ いがあり、それぞれに違った名前が付けられて島の人に飲まれている限定品で
+ す。
+
+ ここまで書いて、北薩も2回に分けることにしました。今日はこれくらいにした
+ いと思います。
+
+
+ ところでもうすぐ選挙です。今、民主党では高速道路無料化論を立ち上げていま
+ すが、その仕掛け人は、山崎養世(旧姓、伊藤、といっても男です。親父さんは
+ 九大でドイツ語関係の先生をしていましたので習ったことのある人が居るかも
+ しれません)といい、私の小学校の幼なじみで中学、高校も同じでした。
+
+ 最近彼が「日本列島快走論」という本を出版し、高速道路無料化論などの話を
+ 書いていますので、興味のある方は読んでみて下さい。
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+                         福田 剛